卒業アルバム

 私の父は、中学時代の同窓会幹事を長年やっていた。年に何回か他の同級生達が我家を訪れ、同窓会の打ち合わせをする。

 お互いに持ち寄った当時の写真を見ながら、情報を交換し合っていた。名前は忘れていても、顔は覚えているのだ。写真をみると、当時のことが鮮やかに蘇ってくる。

 70歳を過ぎても、同級生同士で和気藹々としている様は、傍で見ていても微笑ましい。

 父は戦中生まれなので、当時卒業アルバムはなかった。私の世代は、幼稚園時も含めて、小・中・高と全部揃っている。

 最近、少子化による児童数の減少で、一人当たりの作成コストが高くなってしまうため、卒業アルバムを作っていない学校があると聞いて驚いた。

 「マイブックサービス」では、簡単な専用の無料ソフトを使って、1冊からでも低コストで高品質のアルバム製作ができる。既に多くの小学校・幼稚園で使われているそうだ。喜ばしい限りである。
  
 何十年たっても変わらぬ大切な学校の思い出を残してくれる卒業アルバム。年月が経てば経つほど価値が出てくる。卒業時の学校の事情だけで絶えさせてはならないと思う。


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